希望は無い、でも絶望もない。
そういうわけで、やってきました、この日が。
月曜日から3週間弱ほど、アメリカの方へと行ってきます。
研究の現地調査ってやつです。
行くところはアメリカの首都、ワシントンDC。
伊丹→成田→シカゴ→DCという飛行機の乗り継ぎコース、帰りはこれの逆で乗り継ぎ。
トータルして15時間くらいは飛行機に乗ります、家でてから22時間くらいしたら現地につきます。
DCは昨年一度行っているので、メトロの都合やら街の感じやら、何となく覚えています。
初めて行くところじゃなくて良かった、本当。
欲しい新聞記事の都合次第で、もしかしたらNYのニューヨーク市から車で6時間みたいなところにまで行かなあかんかったかもしれへんし。
あぶなすあぶなす。
どこにドラッグストアみたいなんがあるかとか、ある程度覚えている。
チャイナタウンにあるおいしいカレー屋さん、ていうかインド料理屋さんも覚えている。
でも基本食費は削ります。
遊びに行けるのは土日祝といった施設の閉まっている時くらいです。
さてさて、そうなることやら、怖くてまだ寝付けません。
これでもわりと神経質なもんで、緊張したりすると、何かの前日とかは寝れなかったり。
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渡米するにあたって、研究対象に関連する資料を持っている施設と連絡をとりあって、割といい感じに準備を進めて来れた。
あとは僕の英語力、コミュニケーション能力のもんだいかな、なんて感じ。
やったんですが・・・
渡米3日前になって施設の担当者から来た連絡にびっくり。
「おまえ、それって前に言うてた話とちゃうやんけ!!」と突っ込みそうになりました・・・
が、それも僕の準備不足というか、そういうものが招いたことかもしれないと思い謝り倒したら、あっちも自分の非を認め、誤ってくれました。
それプラス、彼女のメールに誤解を招く内容があったことも伝えてくれて、とりあえず初日から動けることにはなりました。
向こうは僕のために、英語も出来ずに上手く伝えられない僕の英語を解読して、僕の希望に対して全力で協力してくれているわけで。
ささいなコミュニケーションギャップがあったものの(実際に起きたことの大きさは「ささいな」ではすまないかもしれないけど・・・)本当にありがたい。
そういうこともあって正直、今は不安しか頭に無い。
一応現地では友人の家に泊めてもらうから、厳密に言うと一人ではないものの、基本的には家をでてから帰るまで、一人であるということを感じる。
本当に、宿泊先を提供してくれた友人には感謝をしている、これのおかげで、家にいる間だけでも一人じゃないことは精神的に救われる。
休みの日には友人がどこかへ連れて行ってくれるとも言うし、NYにも連れて行ってくれるだけじゃなく友人の友人の家に転がり込む作戦まで用意してくれたり。
「一人」と言いながら、至れり尽くせりの環境やったりします(おい
でもそう言うのと、僕の感じる「一人」の感覚は違う、上手く言語化出来ひんけど、やっぱり見知らぬ土地で日本人が一人で何たらかんたら。
精神的な問題。
きっと平日はメトロに乗って施設まで行って、調べものしてメトロに乗って帰る。
これだけの日々、正直楽しいんかどうかもわからへん、希望は無い、でもそこには絶望もない。
ただ、「楽しい」がそこにあれば、それで十分やと思って。
正直、修士論文を書いたら、一年は大学院に残るつもりはしてるけど、博士課程を終えて博士号をとるつもりはない。
来年は大学の授業を受けて資格取得を目指しながら就職活動、そのつもり。
だから、もっと研究は続けたいし、やりたいことはたくさん頭の中に浮かんでくるけど、研究のための渡米はこれで最後になるのかもしれない。
だから今の生活を、「研究しているんだ」という今を、楽しまないと、と思う。
遊びも仕事(研究)も手を抜かず、後悔しないように、楽しめるように。
そんな感じで、あと9時間後くらいには家をでます。
タイトル重視で。